Q: 質問 1
どんな「テーマ」で商品開発を行ったのでしょうか。
A: 開発担当者
「転スラの世界に近づきたい」との思いから、下記の3つのテーマを掲げました。
・向こうの世界の材料を使って作ってみたらを再現してみる。
・記憶や想い出をカタチあるもので表現する。
・人と仲良くしたいを叶えたい。
Q: 質問 2
向こうの世界の素材ということですが「魔鋼」は実在するのでしょうか。
A: 開発担当者
私たちの住むこちらの世界では見つかっていません。鉱物が「魔素」と呼ばれるエネルギー物質を取り込んで変異した「魔鉱石」が元になっているそうです。作品の中ではリムル=テンペストが、ドワーフ王国の武器職人・カイジンの工房を訪ねた時に出てきます。「魔鉱石」を原石として精錬した素材を「魔鋼」、その塊を「魔鋼塊」と呼ぶようです。魔鉱石は水晶のような形の輝く水色、魔鋼塊はかなり鮮やかな虹色のため、何らかのエネルギーを持った鉱石という印象を私は持ちました。
Q: 質問 3
「魔鋼」を素材にすると、どんな商品になるイメージを持ちましたか。
A: 開発担当者
「薄っすらと光ってみえる」をイメージしました。カイジンの工房が手掛けた武器や防具の最上位のものは魔鋼を使っているため、綺麗な装飾に加えて光を帯びているのが特徴として表現されていたためです。武器や防具はさすがに作れませんので「フォトスタンドを魔鋼を素材にして作ってみたらどんな商品になるのか」に挑戦することにしました。本体そのものを光らせるのではなく、反射によってやんわりと光っているように見えるのが、一番イメージに近いと考えました。商品作りにおいては、特殊コーティング樹脂を使い、高度な塗布技術により、艶やかで磨きあげられたガラスのような風合いに仕上げています。
Q: 質問 4
「記憶や想い出をカタチあるもので表現する」はかなり難しいのでは?
A: 開発担当者
「時間の止まったような空間」に見えるように出来ないかを工夫しました。鮮明で閉じ込められたような印象を与えるようにするため、透明度が高く厚みを持たせたアクリル素材を使いました。かつての強敵や大切な人を、リムル=テンペストはユニークスキル「捕食者」で取込みますが、大切な意志と共に記憶・想い出も受け継いでいます。そんなリムル=テンペストの記憶や想い出を覗いて見たら、どんな光景が見えるのかを想像してみました。
Q: 質問 5
ポチ袋で「人と仲良くしたい」を叶えることは可能と考えているのか。
A: 開発担当者
言葉だけでなく、ちょっとした何かの贈り物で相手の気持ちも和らぎ、良好な関係を築くことに繋がります。ポチ袋は「ほんの(少しの)気持ちです」の役割を果たしてくれます。「人と仲良くしたい」「架け橋になりたい」という、リムル=テンペストの願いに繋がると考えました。日本では古くから、独特のデザインや家紋を入れたポチ袋が使われています。各キャラクターのイメージを表現したカラーをあしらっており、ファンの皆さまの交流にお役立ていただければ幸いです。
Q: 質問 6
どのような楽しみ方を期待していますでしょうか?
A: 開発担当者
転スラファンの皆様に、自由に楽しんでいただけることを期待します。おススメとしては、クリスタルフォトスタンドとアクリルブロックは、名シーン・名場面を思い返す追体験でのご利用に、ポチ袋は実際の交流でお使いいただけますと、大変うれしく思います。